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「ビーチコーミング学」というと、文字の多い難しそうな本を連想しますが(笑)、実際に手に取ってみると、沢山の写真一つ一つに芸術性が見出せるような、そんな素敵な本です。
神奈川県、湘南を舞台とした様々な漂着物が美しく紹介されているだけでなく、漂着のしくみの紹介(「打ち上げのメカニズム」)や、湘南で活躍するビーチコマーの皆さんを一人ひとり、紹介したページ(「湘南ビーチコーマーズ」)などもあります。
まるで絵本や写真集を見るように、楽しみながら読み進むうち、つい自分自身もビーチコーミングをしているかのような気分になりますし、読了後には誰もが海岸に出て、ビーチコーミングをしたくなること請け合いでしょう。 |
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わずか80ページほどの薄い本ですが、内容は充実しています。様々な海辺の漂着物を豊富なカラー写真で紹介しており、実際にビーチコーミングに行った際に、「これは何かな?」と思う疑問に答えてくれるでしょう。大変役に立つ本だと思いますから、是非実際に海に出掛ける際に、ポケットの中に入れておいていただきたいですね。
また、拾って楽しい貝殻や生き物の遺骸などが紹介されているだけでなく、それ以上に様々な人工物の紹介にも力が入れられているのもすばらしいところ。ビーチコーミングを楽しみながら、漂着ゴミ問題に関する知識も得られるようになっています。
この『二つのゴミ袋運動』のサイトが開設された年に、こんなに素晴らしいビーチコーミングのガイドブックが出版されたのも、何か一つの“縁”という気がします(笑)。 |
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ビーチコーミングについて詳しく説明してあるだけでなく、磯遊びや釣り、スノーケリングなどまで、海での遊びについて幅広く紹介されています。海辺での安全管理や危険生物などについても一通りの解説がされていますから、海へ遊びに行く前に、一度目を通しておくと安心です。
気軽に読めるムック本ですが、思った以上に充実した内容です。 |
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海を愛する子供たちと大人たちのために、海辺で楽しく遊び、学ぶための様々なプログラム(自然体験プログラム)を紹介している本です。ビーチコーミングについては、10ページにわたって、写真入りで紹介しています。
ビーチコーミングをはじめとする様々な海辺での遊び方に加えて、自然体験プログラムの設計方法や安全管理なども説明されており、子供も大人も、海に遊びに行く前に、一度目を通しておくと良いと思います。 |
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釣り専門出版の「釣り人社」から出版されている「つり人最強BOOK」シリーズの中の一冊ですが、内容は釣りに限りません。ビーチコーミングだけでなく、生物採集からアウトドアクッキングまで、家族みんなで海辺で楽しく遊ぶためのノウハウが満載された本です。
中でも「食べる」ことを視野に入れた内容は、一般的な自然体験の本とは一線を画したものとなっています。
一般の書店には置いていないことが多いかもしれませんが、是非一度、ご覧いただきたい本です。 |