海に感謝を! 二つのゴミ袋運動
 

より本格的なゴミ拾い/清掃活動に関する情報提供

 
  • 『二つのゴミ袋運動』は、個人が個人のできる範囲で、気軽に行う海岸清掃活動ですが、これだけでは、海や海岸を綺麗にすることは出来ません。

  • 『二つのゴミ袋運動』をきっかけに、海岸への漂着ゴミ(海ゴミ)の問題や、より本格的なゴミい/清掃活動にご興味をもたれた方は、是非、下記の参考サイトや参考図書をご覧下さい。
    日本のあちこちで、様々なNGO/NPOなどが、海岸や河川に放置されている漂着ゴミ問題の解決を目指して活発に活動しており、漂着ゴミをテーマとした書籍なども出版されています。

  • また、海岸の漂着危険物については、2009年06月に、農林水産省と国土交通省が「海岸漂着危険物対応ガイドライン」と「海岸漂着危険物ハンドブック」をまとめて公表しています。海岸に漂着する危険物の説明や、危険物を発見した際の対処などについてまとめられていますので、海岸でのゴミ拾いをご検討の方は、是非一度ご覧下さい。

   
参考サイト/参考図書
 
参考サイト


JEAN
クリーンアップ

全国事務局
1990年、アメリカの海洋自然保護団体「オーシャン・コンサバシー」の呼びかけに応じて行われた「国際海岸クリーンアップ」に参加したメンバーを中心に組織されたNGOです。我が国における漂着ゴミ(海ゴミ)問題の“総本山”的な存在と言って良いと思います。
「海ごみサミット」などの開催で漂着ゴミ問題に関して積極的な情報提供や提言を行っているほか、春・秋の「全国クリーンアップキャンペーン」では、企画運営とコーディネイトなど、中心組織として活動しています。
ただ単にゴミを拾うだけでなく、拾ったゴミを分類して漂着ゴミの実態を調べる「調査型クリーンアップ」の展開に特徴があり、毎年の調査結果は詳しい報告書にまとめられ、様々な政策提案などにも反映されます。


www.seafrogs.info
長年にわたり、海の漂流ゴミの問題を研究していらっしゃる、鹿児島大学水産学部の藤枝繁先生が公開されているWEBサイトです。海ゴミ問題に関する非常に詳しい情報が多数、掲載されています。非常に勉強になりますので、海ゴミ問題に関する関心のある方は是非、ご覧下さい。


瀬戸内ゴミゼロプロジェクト|e4

藤枝先生がビーチクリーンアップの参加者にお話された「なぜ私たちは海岸清掃をしなければならないのか?」という講演の記録があります。藤枝先生のお話自体がたいへん面白く、海ゴミの問題をコンパクトに理解するためには最適な内容であると思います。こちらも是非、お読み下さい。
海辺の漂着物調査結果
NPEC[環日本海環境協力センター]内)
NPEC(財団法人・環日本海環境協力センター)が実施している、毎年の「海辺の漂着物調査」の調査結果がご覧いただけます。
また、同サイト内の「海辺・漂着物ネットワーク」のページでも、「海辺の漂着物調査」や「海辺の埋没物調査」の調査マニュアルや調査結果などをご覧になれます。

1億2千万人のゴミ拾い
ごみひろい.jp

全国各地でゴミ拾い活動やビーチクリーン、山や川の清掃を非営利で行っている人やチーム同士を繋ぐことを目指したコミュニティーサイトです。各都道府県ごとに、ゴミ拾いの実施団体やゴミ拾いイベントの予定などが紹介されています。
まだまだ、情報登録がない都道府県も多いですが、徐々に情報充実されて行けば良いと期待しています。

参考図書

海ゴミ
拡大する地球環境汚染

小島あずさ・眞淳平
中公新書
2007/07
¥861 (税込)
著者のひとり、小島あずささんはJEAN/クリーンアップ全国事務局の代表。海岸への漂着ゴミ問題を調べていると必ず名前が出てくる人です。
海ゴミ問題の現状から問題点、行政の対応などまで、海ゴミ問題の全般について、幅広くレポートされており、海ゴミ問題を知る上での「基本」となる一冊です。一読をお勧めします。
海はゴミ箱じゃない!

眞淳平
岩波ジュニア新書
2008/07
¥819 (税込)
著者の眞淳平さんは、上記の『海ゴミ』の共著者のひとり。『海ゴミ』も内容の多くは眞淳平さんが執筆していますので、この一冊は、上記の『海ゴミ』の中学生向け版と考えたら良いのかもしれません。
「岩波ジュニア新書」は中学生程度の読者を想定した新書のシリーズですが、どれも内容的には非常に充実した書籍ですので、馬鹿には出来ません。むしろ大人であっても、環境問題などに全く馴染みのない方が海ゴミ問題の「入門書」としてお読みになるには、こちらの方がお勧めかもしれません。

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