『二つのゴミ袋運動』とは、
誰でもいつでも参加&実行可能な、気軽な海岸清掃活動です。
参加のしかたは簡単。
海水浴でも磯遊びでも、ダイビングやバーベキューでもかまいません。
海に遊びに行く時、「自分のゴミを持ち帰るためのゴミ袋」を用意するのはもちろんですが、
それだけでなく、「まわりに落ちている他の人のゴミを持ち帰るためのゴミ袋」も持って行く。
たったそれだけのことです。
海で遊んだ楽しい一日の終わりに、遊んでくれた海へ「ありがとう」の気持ちを込めて、
ほんの少しだけ、自分の周りのゴミ拾いをして帰りましょう。
実施の時期も、場所も、参加の人数にも、何の決まりもありません。
個人個人が思い立った時に、自分の都合に合わせて、勝手気ままに行なう海岸の清掃活動。
それがこのページが提唱する『二つのゴミ袋運動』です。
持ち帰るゴミの量の目安は、まずは自分が出したゴミの量と同じだけ。
ほんの少ししかゴミを出さない人は、ほんの少しだけでかまいません。
逆にたくさんゴミを出す人は、その分だけたくさん、ゴミを拾って帰りましょう。
決して無理して、ひとりで多くのゴミを拾う必要はありません。
だって、ひとりひとり全員が自分が出すのと同じ量のゴミを拾って帰ったとしたら、
海は今までの二倍、きれいになるのですからね。
あるいは、「片付けの最後に、10分間だけ、周りのゴミ拾いをして帰る。」
もしくは、「コンビニの小さなレジ袋一つ分だけ、ゴミ拾いをして帰る。」
または、「自分の周囲、10m四方に落ちているゴミだけを拾って帰る。」
そんな風に決めるのも良いかもしれません。
ゴミ拾いのやり方は自由です。
ご自身のアイデアで、無理のない方法を考え出してみて下さい。
あなたがゴミを拾う姿を見たら、
周りの人もきっと、自分が出したゴミは自分で持ち帰ろうと思うでしょうし、
もしかしたら、「自分も真似して、少し余分にゴミを拾って帰ろうかな?」
そんな風に感じてくれる人も、現れるかもしれません。
そうしたら、今度はその人に、
「これ、実は『二つのゴミ袋運動』って言うんですよ。」と、このページのことを教えてあげて下さい。
「自分だけじゃなく、他にも“仲間”がいるんだ。」ということを知れば、
その人もまた、次の機会からは、『二つのゴミ袋運動』に参加してくれるかもしれません。
そうして、「草の根」ならぬ「草の種」のように、
少しずつ少しずつ、いつの間にか、色々な場所で、この運動の“花”が開き、
日本の海岸が「二つのゴミ袋」を提げた人でいっぱいになると良いと思います。
参加費用は無料です。届出の義務もありません。
必要なものはただ、ゴミ袋が二つと心意気だけ。
皆様のご賛同とご参加を、心よりお待ちしています。
* * *
2009.04.01
海に感謝を!
『 二つのゴミ袋運動 』
呼びかけ人/WEBサイト管理者 : 放蕩息子
(『放蕩息子の半可通信』作成・管理者)
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